大阪府高校入試の概要
及び
公立高校入試
一般入学者選抜の仕組み

大阪府高校入試概要
公立高校と私立高校の違い
公立高校入試の特色
①一般入学者選抜が主な入試だが、特別入学者選抜もある
特別入学者選抜は専門学科(体育・音楽・美術等)や
エンパワーメントスクール、ステップスクールにて実施
特別入学者選抜で合格すれば一般入学者選抜は受験不可
②国語・数学・英語は複数種類あり
一般入学者選抜は3種類→A問題(基礎)、B問題(標準)、C問題(発展)
特別入学者選抜は2種類→A問題(基礎)、B問題(標準)
各高校側で定めた種類の問題を解く
理科・社会は全校統一の問題
③選抜方法が複雑
当日の試験結果を重視する学校と内申点を重視する学校がある
④C問題(発展)が極めて難しい
他府県と比較して圧倒的にハイレベルな問題が出題される
英語は英検で得点の読替をした方が有利な場合も
理科・社会で高得点をとらないと合格は難しい
私立高校入試の特色
①専願受験と併願受験の2種類ある
・専願受験…合格したら必ずその高校に進学
・併願受験…公立高校のすべり止めとしての受験
専願受験の方が合格しやすい
②成績基準を設けている学校がある
成績基準を超えていないと受験できない場合がほとんど
内申点や3年での実力テストの結果を用いる学校が多い
大阪府公立高校入試一般入学者選抜
一般入学者選抜の選抜方法
学力検査
各科目90点満点
英語はリスニングテスト、
国語は作文を含む
国語・数学・英語の問題は
A問題(基礎)、B問題(標準)、C問題(発展)
の3種類あり、
各高校が指定する問題を解く
内申点(調査書)
9教科の評定は
各50点(3学年の評定×6倍+2学年の評定×2倍+1学年の評定×2倍)とする。
↳9教科(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、英語)
内申点は各学年の3学期の通知表を元に計算
1年生での満点…90点
2年生での満点…90点 …合計450点満点となる
3年生での満点…270点
総合点
高等学校を設置する教育委員会が定める倍率の中から
あらかじめ各高等学校長が選択し、
高等学校 を設置する教育委員会が決定したタイプにより、
「学力検査の成績(①)」と「調査書の評定(②)」
にそれぞれ倍率をかけて合計する。
各高校によって「タイプ」を指定
学力検査重視の学校と
内申点重視の学校に分かれる
令和8年度 大阪府公立高等学校等アドミッションポリシー(求める生徒像)
並びに学力検査問題の種類
並びに学力検査の成績
及び調査書の評定にかける倍率のタイプ はこちらをご参照ください
(リンク先:大阪府HP)

内申点計算 具体例(桜塚高校志望の場合)
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桜塚高校はタイプⅠ
1年の内申点…34×2=68
2年の内申点…34×2=68
3年の内申点…39×6=234
68+68+234=370 370×0.6= 222 / 270
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学力検査計算 具体例(桜塚高校志望の場合)
桜塚高校はタイプⅠ
合計得点である360点に1.4をかける
360×1.4 = 504 /630
学力検査504点と内申点222点の合計 726 / 900 で合否判定
自己申告書
①あなたは
中学校等の生活(あるいはこれまでの人生)で
どんな経験をし、何を学びましたか。
②また、
それを高等学校で
どのように生かしたいと思いますか。
できるだけ具体的に記述してください。
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